中国大使「日本の民衆は火の中に」 恫喝発言に対し即座に抗議!

 五月二十日、台湾で頼清徳新総統の就任式がおこなわれた。その目出度い日に、駐日本中国大使が中国大使館に国会議員らを招いた席上で、日本国民を恫喝する発言があった。
 
 呉江浩駐日大使の発言は、「日本が『台湾独立』や『中国分裂』に加担すれば「民衆が火の中に連れ込まれることになる」というもの。比喩や遠回しの表現ですらない。直接的な威嚇、恫喝発言であり、とても看過できない発言だ。
 
 この場にいた鳩山由紀夫元首相や社民党の福島瑞穂党首らは反論しなかったのか。
 
 中国大使館に招かれた者らは反論しなかったようだ。
 
 鳩山由起夫元首相にいたっては「日本は台湾が中国の不可分の一部であることを尊重しなければならない」と呉氏の主張に同調したというから呆れるばかりだ。
 
 本来なら座っている座席から立ち上がり、その場から退席すべき場面だ。
 
 この恫喝発言を受けて、日本国民党は翌二十一日、即座に中国大使館へ対して抗議行動をおこなった。
 
 中国大使館前にて鈴木信行代表が抗議文を朗読して大使館に投函し、「中国大使館は退去せよ!」「呉大使はただちに国外へ退去せよ!」「民衆が火の中に」と恫喝した大使発言には、「上海を火の海にするぞ!」と怒鳴り返した。
 
抗議文
 
令和六年五月二十一日
在日本中国大使館 呉江浩 大使閣下
 日本国民党 代表鈴木信行
  我が党は日本国民の為の日本を実現することを目的とする政治団体である。
 五月二十日に貴国大使館内で呉大使の発言として報道されていることは事実であるのか。事実であるのなら、一国を代表する大使の発言としては極めて不適切であるばかりか、敵対的言動として受け止めさせていただく。
 以下報道による大使の発言は、『日本が「台湾独立」や「中国分裂」に加担すれば「民衆が火の中に連れ込まれることになる」』である。
 とても看過できない内容の発言であり、友好国に対するものではなく、敵性国家に対する恫喝と威嚇ではないか。
 日本国民は、決して貴国の恫喝に屈することはない。我が党は、国民が火の玉にされた後には、貴国の都市を火の海にして倍返しする方針と、日中国交断絶を、日本政府に要請するものである。
 よって貴国に対しては次の通り抗議する。
一、中華人民共和国は、非友好的な呉江浩大使を召還せよ。
二、中華人民共和国は、日本から大使館を撤退せよ。
三、中華人民共和国は、日本の領土への侵略的行動を停止せよ。
 以上、強く抗議する。
(編集部)