四月、全国各地の選挙
相築龍候補、大東市議選
「移民政策反対」前面に闘う
得票率一・六%を獲得する善戦
四月二十一日投開票の大阪府大東市議会議員選挙(定数十七)に立候補したあいつき龍候補は、六百八票を獲得するも、議席にはあと一歩届かなかった。
得票率は一・六パーセントを獲得し、定数の多い東京都内の選挙であれば当選圏内の得票となる善戦だった。
あいつき候補は、「政府与党の進める移民政策によってどれだけの日本人が不良外国人の被害を受けているのか。
我が国日本の宝である子どもたちが不良外国人の被害に巻き込まれることは絶対に嫌だ。
もし、そのような状態で子どもを生かしたくないのなら、私と一緒に戦ってください。皆さんの力が必要なんです」と、外国人による犯罪被害を示し、移民政策の危険性を声高に訴え、ともに戦うことを呼びかけた。
あいつき候補の応援のために、全国から愛国者が集結した。あいつき候補の所属する「移民政策から国民を守る党」からは荒巻靖彦党首や、入江有紀対馬市議会議員が駆け付けた。行動保守系の運動家や、選挙に挑戦した元候補者たちも次々と大東市入りを果たした。
わが党からも同じ大阪府は枚方市で「外国人生活保護問題」を前面に出して立候補してきた川東大了政策局長を中心に党員・党友・支持者もポスター貼りや応援の為に集結した。
あいつき候補は、当選にはあと一歩届かなかったが、その主張と結果としての得票率からしても、日本を強くする運動を前進させる力が徐々に増している様子が大東市議選を通じて明らかになった。
あいつき候補は選挙後、「改めて物心両面でご支援いただきました皆様に、衷心より御礼申し上げます」と感謝を述べると共に、「やり残した事は何も無いから後悔も無いのです。 大東市の方は大丈夫。議員という形で僕に票を入れてくれた六百八名の方と共に戦う事はできませんが、 あなた方が大東市にいれば僕なんて居なくてもやっていける! 外国人に負けるなよ大東市民!」と檄を飛ばして選挙を締めくくった。
小坪しんや候補再選
鈴木代表も行橋市に応援へ
四月十四日投開票の福岡県行橋市議会選挙に出馬していた小坪しんや氏が、四期目の当選を果たした。
十二日に鈴木信行が応援に行った。福岡空港からレンタカーで行橋市まで一時間走り、行橋市簑島に入ると幟が立てられ地元に来たなと感じた。事務所には町の皆さんが集まっていた。他県他市からの応援議員も駆けつけていた。鈴木信行は街道沿いのスーパー上のところで、二回応援演説した。
小坪氏の地元は九州福岡県の端の静かな町だ。地元の支援者は東京や大阪から議員が応援に来ることを不思議に思っていた事だろう。事務所に集まってくる皆さんは失礼ながら高齢者で、ネット社会とは無縁に思えるからだ。ネットで活躍する小坪氏だが、地元の皆さんに支えられての四回目の当選だ。
(報告・鈴木信行)
「竹島は日本の領土」
目黒区補選で市川たけしま候補
目黒区長選挙にあわせて、目黒区議会議員補欠選挙が四月十四日に告示された。
区長選挙への出馬にあわせて議員辞職したもので、一議席を争う補欠選挙に六人が立候補した。
そのうちの一人、「市川たけしま」候補は、「竹島は日本の領土」と訴え、「島根県の定めた二月二十二日の竹島の日にあわせて、竹島問題の啓発として目黒区内の公共施設にパネル展示およびポスター展示を実現する」と選挙公報で政策を主張した。
選挙ポスターとノボリも候補者の顔ではなく、竹島の写真と「竹島は日本の領土」と書いた物を使うという極めて斬新な選挙戦を展開。
区長選挙にともなう区議の補欠選挙ということもあり、注目度も高くネット上でも話題になった。
「竹島は日本の領土」と訴えた選挙公報も、二十八万人もの人口が暮らす目黒区のほぼ全世帯に配布された。啓発運動として見れば、極めて効率の良い運動といえる。
市川たけしま候補は、従来から自らの地元である目黒区において、「北方領土および竹島の領土の啓蒙に関する陳情」「拉致問題啓蒙に関する陳情」を提出して採択されてきた実績がある。
マイク納めには今さら聞けない皇室研究会顧問の村田春樹氏と、日本国民党の金友隆幸情報宣伝局長が応援演説に駆け付けた。
市川たけしま候補は、今回の選挙について、「私が提出して採択された竹島問題の啓発についての陳情が、ポスター・パネル展示などの実行に移されないので行動を起こす必要があると思った。周知活動としては成功だったと思う」と語った。
選挙は四月二十一日に投開票され、市川たけしま候補は落選したが、千三百七十票を獲得した。