成功という価値観を共有したい(鈴木信行)

日本国民党代表 鈴木信行

 新年度になり日本国民党はゴールデンウイークに臨時幹事会を招集した。代表である鈴木信行も2月から3月末までの期間、初めての予算議会で40もの議案成立に関わり、議員としての仕事もひと段落したところだ。
 少し余裕が出てきたところで、党務について組織の再整備の必要性を感じてきたことも、幹事会に集まった幹事の皆さんに話した。党の年間予定を組み、今後の選挙予定も発表し賛同を得た。
 選挙に関しては積極的に各地に候補者を擁立し、攻めの姿勢で挑みたい。ただし勝てる選挙区で戦うことだ。国政選挙ではない地方選挙は、負ければ自分の生活フィールドの中で戦う候補者が傷つくことになるのだ。
 これは国政選挙でも、比例代表候補と選挙区候補者は違うといえる。選挙区候補者は負ければ比例候補者以上に痛い。鈴木が三度挑んだ参議院選挙東京選挙区の場合は、1万4千ヶ所以上の掲示板にポスターを貼ってきた。ボランティアでお手伝いいただいた皆さんの努力と労力は大変なものである。
 期待した候補者が惨敗では応援者の欲求を満たすどころか、やる気を削いでしまう結果だけが残る。それを理解しない指導者が、いたずらに候補者をすり減らし、人材を消耗させて有為な人材を潰してきた。指導者が若者を育てずに自らの夢と理想の犠牲にしていては、社会を改善する前に右派愛国陣営が劣悪な環境に陥るだけだろう。
 人は誰でも幸福を求める。政治活動においては、自分自身であっても支援した候補者であっても、その者が当選して議会に出席することだけが、満足感を満たし政策を実現させる唯一の手段なのだ。当然の結果として当選は幸福感を満たすことになる。
 鈴木が挑んだ葛飾区議会選挙にしても、「外国人に生活保護1200億円っておかしくない?」と訴えたのだが、実は投票行動を振りかえってみると、高齢者の支持者が多かったのだ。
 これを10年前に同じ企画で選挙に挑めば完敗していたであろう。時代が有権者を突き動かしたことを証明した選挙であった。一つの社会実験を行ったともいえるのだ。人生の一大局面に、約1年以上かけた選挙戦を戦い抜く中で、社会の変化を読み判断し勝負したのである。
 得票数も予想と大差ない票数だった。このデータは積み上げられ、首都圏の自治体ごとにデータを作成した。成功体験と蓄積されたデータで勝負をしてみたい候補者を日本国民党が求めている裏付けは、これまで語ってきたことがすべてである。もちろんいつでも相談は受け付けている。
 葛飾区を基盤として、近県も含めた地方選挙に挑戦し勝利して、本来の目標である右派勢力による政治勢力をつくりたい。東京発ということになるが、愛国者による地域政党をつくることによって、政治活動家から活動が取れ政治家になり、局地的にでも愛国者による右派政治勢力という現実に近づけるのだ。
 そして夢と理想を追うだけではなく、右派として愛国政治活動に参加したからには、一つの目標として地方議員という成功を報酬として受け取るということだ。共産党員になったからには、政治家として意欲がある者には議員になるという夢を実現させるという結果と同じである。創価学会に入信して政治家を目指せば、公明党に入党し党内で選ばれた者が公認を受け、結果として当選という成功体験が待っているのとも同じである。
 愛国者という「共通の価値観を共有」する者らによる政治勢力にも、同じようなシステムを構築したいのである。
 繰り返すが、地方議員になりたい者は日本国民党に連絡されたい。いつでもあなたからの相談を受け、あなたの成功体験を説明する用意がある。

「しんぶん国民」平成30年5月号より)