予見される「日朝首脳会談」と「日朝国交正常化」

 4月27日、韓国大統領文在寅と北朝鮮国務委員長金正恩とが南北首脳会談を開催し、「朝鮮半島の平和と繁栄 統一のための板門店宣言文」なる共同声明が発出した。さらに、29日、金正恩が「いつでも日本と対話を行う用意がある」と発言したとも報じられた。今後、金正恩と安倍首相との会談開催、制裁解除や日朝国交正常化への機運が高まることなどが予想される。

 しかし、情緒的で内実の伴わない美辞麗句を並べた声明文が世界に平和をもたらすことはない。現在に至るも、北朝鮮は拉致犯罪国家であり、核保有国である。北朝鮮のメッセンジャー役を果たす韓国は、竹島を不法占拠、全世界で反日宣伝に勤しんでいる。朝鮮半島情勢が如何に「好転」しようと、わが国に利益をもたらすかは全く別問題だ。

 拉致問題のごまかしや戦後賠償といった不当要求は一切拒絶しなければならない。日本国民党は、わが国政府に「拉致問題の全面解決なくして国交正常化などありえない」という「日本国民の怒りの声」をぶつけるものである。

平成30年4月30日
日本国民党
代表 鈴木信行