金友隆幸著『支那人の日本侵略』を読む(作家・アルファブロガー 鈴木傾城)

鈴木傾城氏

 平成23年10月5日に発行された書籍の待望の電子書籍化。現在、世界各国で中国の膨張主義と侵略工作が表面化し、軋轢を生み出している。その中で、とりわけ問題なのが中国による意図的な人口侵略工作である。

 金友隆幸氏はすでに平成23年の段階から、この中国の人口侵略が着々と日本を蝕んでいることを、埼玉県の芝園団地、池袋北口、上野駅周辺、新大久保、大阪の門真市、あるいは福岡県福岡市、太宰府市等、ひとつひとつ具体的な事例を挙げて述べている。

 今、問題になっている中国の人口侵略は、すでに本書が指摘していた。この点において、著者の危惧と、最前線で人口侵略と戦う姿勢がいかに正しいことであったのかが証明されている。多文化共生社会は社会の崩壊を招き、侵略への無関心が国体を崩壊させていく。

 本書の中で印象的なのは、自然界の中で絶滅していった生物の特徴、警戒心の欠如・危機回避能力の欠如・防衛能力の欠如・繁殖力の低さ・環境適応能力の低さ・近似亜種の不在・利用価値の高さ・駆除する理由の存在……がすべて「日本人に当てはまっている」という事実である。読んでいて背筋が凍る。「排外」と「排害」は違う。「排害」ができなければ、日本人はどうなるのか。著者の指摘を全日本人が知る必要がある。

(評者 作家・アルファブロガー 鈴木傾城)

支那人の日本侵略: 新装版 排害主義者宣言