現代の玄洋社をつくろう(鈴木信行)
国民運動から議員を目指せ
日本国民党の党員が、政治活動・国民運動に精を出し、人生の大事な時間を費やして祖国を憂うる気持ちを社会運動にぶつける。祝日はもちろん、休日も政治活動に従事し、日本のために活動する。
やがて人は家族を持ち、家族を守るために仕事に情熱を傾けるのは、家庭を構えた者の責任であり当然の行動だ。だが、若い頃は政治活動に情熱を傾けても、やがて生活のために活動から離れるというのでは寂しいではないか。
国民運動に従事してきた活動家が人生の経験を重ね、これまでの政治活動の経験を活かして地方議員になる。これこそ党代表として鈴木信行が考える理想の活動家像だ。
愛国政党を作る取り組みは、過去に参議院選挙の比例代表を6回、選挙区を2回戦い経験した。選挙は金がかかる。何億円つぎ込んでも足りない。現状はあまりにも力不足で挫折した。
選挙区を戦うということは、家族も含めた生活圏で戦うということだ。公職の候補者はプライベートなど無い。頑張った者ほど擦り切れる。本気度が高いほど傷つき消えていく者を数多く見てきた。数字と現実を軽視した机上の空理空論では仲間が傷つき消耗し、運動は前進しない。指導者は夢を語るだけではなく、現状分析能力が求められるのは当然だろう。そして勝利が必要なのだ。「大楠公千早城の戦い」のように、小さくても着実な勝利を積み重ねて、持久戦を戦い抜く姿勢が重要だ。
「今」取り組むべきこと
愛国政党結成以前に、確固とした愛国勢力を作らなければならない。力を蓄えるために現代版「玄洋社」を先に作ることだ。愛国勢力の中から政治家を出し、閣僚も輩出する。行政の中に同調者を確保し、愛国精神に溢れる企業経営者を多く輩出する。愛国のシンジケート、広大な愛国者のネットワークを形成することだ。それは外国からの侵略に抵抗し、時代を変え、日本を守る砦となるだろう。
愛国運動・国民運動に従事してきた者が、やがて地方議員となり議会で活躍していけば、活動家当人の人生も含め、新たなステージを築ける。これまで行動で示してきた通りだ。この先も愛国者として道を切り開いていくから見ていてほしい。
今年11月の葛飾区議会選挙では、妨害をはね除け完全勝利して道を切り開くことを、年頭にお誓いし、ご挨拶の締めとする。