「あいちトリエンナーレ2019」への補助金交付について文化庁に抗議
政府による「あいちトリエンナーレ」への補助金が不交付から一転、交付されることになった問題で、本日、日本国民党は、文化庁長官に対して担当部署を通じ抗議文を手交しました。
「あいちトリエンナーレに対して政府が補助金を出すのはおかしい!」
「皇室に対する不敬は許さない!」
日本国民の気持ちを代弁するべく、厳しく申し上げました。
日本国民党は、引き続きあいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」、大村秀章問題について取り組みます。
抗 議 文
令和2年3月31日
文化庁長官
宮田 亮平 殿日本国民党代表・葛飾区議会議員
鈴木信行
3月23日、貴庁は、「あいちトリエンナーレ2019」への補助金について、交付することを発表した。
既に、昨年9月26日時点で、貴庁は、この補助金について全額を不交付とする発表をしており、さらには「あいちトリエンナーレ」側は、途中から中止した「表現の不自由展・その後」の再開を強行し、再び、皇室に対する誹謗中傷、日本国民の常識とはかけ離れたものの展示を行ったにもかかわらず、だ。
表現・言論の自由は保障されるべきものであるが、これらの展示は、明らかに政治的なパフォーマンスに基づくものであり、公金を支出して行うべきものではない。また、その内容は、名古屋市など地元自治体の理解、そして日本国民の理解すら得られていないものである。この問題は、「表現の自由」「言論の自由」とは一切関係が無い。
補助金を申請した愛知県は、このような展示に関する重大な事実を隠蔽する、というおよそ公僕、全体の奉仕者とは思えぬ態度と姿勢をもって補助金交付申請書を提出し、貴庁から問合せを受けるまでそれらの事実について口を閉ざして申告しなかったのである。
補助金の取り扱いは、日本国民の税金でまかなわれているものであるとの認識を持つことが最も肝要なことである。
その公金の用い方について報告すべき物事をひた隠ししたまま、血税を詐取しようとし、交付をやめると決定すれば憲法が定める「表現の自由」を持ち出し、揺すりたかろうとする愛知県はごろつきとしか言いようが無い。これらのことを通常の日本国民が行えば、詐欺、恐喝、偽計業務妨害、横領と呼ばれ、世間の冷たい眼差しを浴びながら、司直の裁きを受けることになるだろう。
皇室を敬愛する日本国民と行動を共にする日本国民党は、文化庁の決断を強く非難する。