「日の丸暴徒問題」で警視庁警備部に抗議

警視庁機動隊が訓練で日の丸鉢巻の男らを暴徒役に

警視庁機動隊が訓練で日の丸鉢巻の男らを暴徒役に

 警視庁機動隊が新たに配属された隊員らを対象にした警備訓練で「日本」「神風」と書かれた日の丸鉢巻を巻いた男らを「暴徒役」として登場させていた問題は前号でお伝えした通りであるが、この問題を受けて4月20日、愛国運動家有志により抗議団が組まれ警視庁警備部に直接抗議がおこなわれ、我が党からは金友情報宣伝委員長が参加した。

 抗議団は桜田門の警視庁庁舎内にて警備部責任者らと面談。抗議文を朗読して手交した。その後、抗議団は「日の丸や神風には先人たちの思いが込められている。それを軽々しく暴徒役に用いるのは不適切だ」「暴徒役に五星紅旗や太極旗を持たせて訓練をすることができるのか?

 そんな事をすれば国際問題になり、警備部の責任者が議会に喚問されるだろう。それを日の丸なら問題無いと思い込んでいるのは認識が甘いと言わざるを得ない。世界中で祖国の旗を『敵』として訓練する治安機関は日本の警視庁だけではないか」と強く指摘した。警備部責任者は「貴重なご意見として前向きに検討したい」を繰り返すばかりであったが、「公職にある者の『前向きに検討』というのは信用できない。具体的にどういった対応をするのか聞きたい」という問いに対して「来年以降の訓練をご覧いただきたい」と回答。これは事実上、「今後はもうしません」という答えだと受け取って抗議を終えて撤収した。今後の警視庁警備部の対応を見守りたい。

実際の暴徒(平成20年4月の長野聖火リレーでのシナ人)

実際の暴徒(平成20年4月の長野聖火リレーでのシナ人)