日本国民の集い 全国から多くの同志集う!
新活動方針採択し十期の運動へ邁進
わが党は12月4日、T-CATホール(東京都中央区)で「日本国民の集い」を開催し、党員・党友・支援者ら約100人が参加した。
第一部・第二部ともに九十九晃党員が司会を務めた。最初に国民儀礼を執り行い、党関係物故者の御霊に黙祷を捧げた。
鈴木信行代表は開会挨拶で安倍元総理が凶弾に斃れたことや、大学教授が襲撃された実例を挙げて「テロの有用性」が示されてしまったとし、「著名人が狙われる時代となった。わたしも政治家としてすべてを公開していて他人事ではない。だが、理想の『日本』のためにここで怖気づいてしまうわけにはいかない」と力強く述べた。次に「今日で、第九期が終わり、新たに十期目の幕開けとなる。議事では新代表の承認もある」と議事に触れた。
党員総会は八木康洋政策局長補佐を議長に選出した。
第一号議案「令和4年活動報告案・会計報告案」は事務局を代行し、九十九晃党員が活動報告を、梅澤正樹事務局長補佐が会計報告を審議に諮り、闊達な議論を経て承認された。
第二号議案「党代表選挙」は現代表である鈴木代表一人の立候補で満場一致の拍手で承認された。
第三号議案「令和5年活動方針案」は鈴木代表が「皇室批判」が蠢く現状に対し、あるべき「正統派」としての立ち位置など幅広く提案。田原市議選に挑戦予定の柘植まさじ愛知支局長の質疑を経て、承認された。
第二部「日本国民の集い」は初めに綱領朗読があり、加藤哲史党員が務めた。決意表明は愛知県の皆本順子党員がこれまでの活動を振り返り、大村秀章愛知県知事の打倒に向けた決意を明かした。
敢闘賞では複数の党員が表彰された。表彰された党員は運動の取り組みが党に貢献したと高く評価された。
来賓として民族革新会議議長兼八千矛社代表の犬塚博英氏、野村秋介門下・隠岐ホールディングス代表取締役の隠岐康氏、作家・アルファブロガーの鈴木傾城氏、世界戦略総合研究所阿部正寿会長代理の柏木弥生氏、NPO法人外国人犯罪追放運動理事長の有門大輔氏らが紹介された。
祝電やメッセージも多数集まった。原田陽子那珂市議会議員、長瀬猛兵庫県議会議員、塚原宏司元都議会議員、金子吉晴元町議会議員といった地方議員、アジア民主化運動の小島孝之代表、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表、今さら聞けない皇室研究会の村田春樹顧問、救う会山口副代表・宇部支部長の久芳秀人氏ら同志。さらには、阿形充規氏、大行社の丸川仁会長など右翼民族派重鎮からもお祝いの言葉が会場で披露され、幅広い連携を確認した。
議員挨拶では地元の太田太中央区議会議員が「鈴木代表の落選は痛恨。中央区は守り切りたい」と述べた。折本龍則浦安市議会議員は外国人参政権に繋がるまちづくり基本条例に一人で反対したことを報告し、更なる連携を確認した。石本崇岩国市議会議員は先の市議選を振り返り、改めて「ストップ上海電力」で活動することを宣言した。いずれの議員ともさらなる飛躍に向け連帯を確認できたといえるだろう。
※太田太中央区議、折本龍則浦安市議は来春の統一地方選で改選が控えています。皆様の熱いご支援をお願い申し上げます。
「記念講演」では、雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が登壇した。演題は「政治と宗教を問う」で発言要旨は次の通りだ。
- 日本における政教分離は「戦後レジーム」だ。
- 宗教法人が政治家を応援することの是非。宗教団体に限った話ではない。
- 宗教は政治を操れる?陰謀論みたいな「安倍やれ!」→即日対応のようなことはあり得ない。
- 政教分離の教とは何なのか。
- 安倍元首相とエリザベス女王の「国葬」から読み解く「弔意の強制」と「公共宗教」
講演後の質疑も活発で英霊の名誉を守り顕彰する会の佐藤和夫会長、折本龍則浦安市議が積極的に質問し講師が答えるといったもので、大いに盛り上がった。
皇室の弥栄を祈念した聖寿万歳は、党友で主権回復を目指す会の西村修平代表が先導をつとめた。
閉会挨拶で荒木局長は「武漢ウイルスの予防に努めながらも、活動を展開した。政治は人々の活力と希望になるべき」と述べ、来春の統一地方選の勝利と支援を呼びかけ締めくくった。
(編集部)