上海電力、なおも現地調査拒否 許せぬ住民無視の乱開発

メガソーラー(イメージ)

メガソーラー(イメージ)

 岩国市美和町で開発が進行している上海電力系のメガソーラー問題で、岩国市側が二度目の事業地内調査を、上海電力傘下の合同会社に求めたところ、11月7日付で、現地調査と見学を拒否してきたことが分かった。合同会社側は、市職員のみの立ち入りは許可したが、石本崇議員らの立ち入り調査を頑なに拒否。

 地元住民および、その代表者たる地元議員の立ち入り調査、現地の現状確認を拒否するというのは異常である。

 それでいて、大規模な山林開発を続けるというのは、住民無視の乱開発に他ならない。

 令和3年7月に発生した熱海市伊豆山土石流災害などに見られるように、「私有地」であっても、山林の乱開発・濫用を放置することは、災害の発生にともなって地元住民の生命財産を危険に晒す行為そのものである。

 しかも岩国市のメガソーラーは、極東最大級ともされる在日米軍岩国基地が近隣にあり、そうした場所に中共系の「企業」が広大な土地を取得することは、安全保障上深刻な事態を招く恐れがある。

「現地調査」を拒否する上海電力系会社からの回答書

「現地調査」を拒否する上海電力系会社からの回答書