天長節を祝ふ会 令和初(荒木紫帆)
2月23日、令和初の天長節は、新型コロナウイルスの拡大をご心配あそばされた、天皇陛下の御計らひにより、一般参賀は取り止めとなつた。
しかしながら天長節を、臣民として御祝ひ申上げたいと言ふ気持ちに変はるものは無く、天長節を祝ふ会実行委員会(五十嵐博臣委員長)による『天長節を祝ふ会』は、例年通り靖國会館にて行はれた。
奉祝式典では国民儀礼の後、教育勅語奉読奉答歌奉唱、天長節の歌奉唱、聖寿万歳と続き、その後の来賓挨拶にて、鈴木信行代表が参加者の前で祝辞を述べた。一同皆で晴れやかな良き日を迎へられたことを言祝ぎあつた。
記念講演では(一般社団法人)日本経綸機構代表理事森田忠明氏による、『在野の天皇論』と題しての講話を拝聴した。「連綿と続いてきた天皇の歴史に、日本人は共有の歴史を感じるのだ。我々日本人は、天皇と共に歩んで来たし、これからも共に歩んで行くのだ」と穏やかで時折冗談を交へながらの語り口の中にも、参加者の決意を促すやうな気迫も感じられた一時間の御講話だつた。
休憩を挟み、奉祝の宴では賑やかに歓談。閉会時間を過ぎても名残惜しく歓談は続いた。鈴木代表と党員数名は毎年この会に参加してゐるが、今年は近年になく約80名の多数参加を見た。盛会に、尽力なされた実行委員の皆様には、この場を借りて、お世話になつた御礼を申上げたい。
(報告:荒木)