【緊急報告】岩国市議会 ロシア非難決議採択 石本崇市議 賛成討論に立つ
山口県岩国市議会は3月4日、「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する緊急決議」を全会一致で可決。わが党の石本崇市議も賛成討論に立った。
「我々日本人が決して忘れてはならないことがある。昭和20年8月9日、旧ソ連が先の大戦において敗戦が濃厚であった我が国に対して日ソ不可侵条約を無視して一方的に参戦し、ポツダム宣言受託後も攻撃を続け、多くの尊い命が奪われ、北方四島を不法に占拠し、現在に至っている。ウクライナに対してもそうだが、相手が弱い、弱ったと見るや容赦なく襲いかかるのが本質で、それは旧ソ連であろうとロシアであろうと全く変わっていない」と演説を始める石本崇市議。
「このようなロシアと国境を接する我が国は、ロシアへの警戒を決して緩めてはいけない。さらにロシア以外にも覇権主義で我が国の領土を奪おうとする国や同胞を拉致し、ミサイルを発射する国が接しており、しかも、これらの国は核兵器を保有している。最近ではSNSなどにも『憲法九条で国が守れるのか?』という懸念が多くあるという。至極、真っ当なことだと思う。よって政府においては決議、抗議を行うだけでなく、我が国の独立と平和を確実に保障できる国防体制を早急に構築するべきである。基地のあるまちの議員として強く要望する」と述べた。また、北方領土問題にも言及し、ロシアの不当性を全世界に訴え、領土返還に向けて取り組むべきと力強く訴えた。
採択された緊急決議は次の通り。
去る2月24日、ロシアは国際社会の度重なる警告を無視し、ウクライナへの侵攻を開始した。そして首都キエフへの攻撃を開始するなど、ウクライナ全土への軍事攻撃を行っている。
今回のロシアによるウクライナ侵攻は、国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり、戦後、築き上げられてきた国際秩序の根幹を揺るがす暴挙である。
このように、力を背景として一方的に現状を変更しようとする軍事侵攻は重大な国際法違反であり断じて容認することはできない。
よって、本市議会は、国際秩序への挑戦ともいえる今回のロシアによる軍事的暴挙に対し、抗議と非難の意を強く表明し、即時の攻撃停止と完全撤退を強く求めとともに、プーチン大統領が核使用を前提とするかのような発言をしていることは言語道断であり、唯一の被爆国として非難するものである。
また、政府においては、ウクライナ在留邦人の安全確保に全力を尽くすとともに、国際社会と連携し、制裁措置を含む迅速かつ厳格な対応を行うよう強く要請する。
以上決議する。
令和四年三月四日
岩国市議会
(九十九晃)
岩国市議会議員 石本崇(いしもと・たかし)
昭和40年2月12日生。岩国市生まれ岩国市育ち。日本体育大学卒業。元岩国市議会副議長。
平成15年岩国市議会議員初当選以来、5期連続当選。
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会幹事、英霊にこたえる会岩国支部長、岩国地区自衛官志願推進協議会会長、岩国市相撲連盟会長、岩国市柔道協会参与。
座右の銘は「志士は溝壑に在るを忘れず、勇士は其の元を喪うを忘れず!」
石本崇 facebook @kokuboudaiichi
石本崇 twitter @ishimoto4
昨日の岩国市議会でもロシアに対する非難決議が全会一致で可決されました。不肖も憲法9条で国が守れるのか?この機に我国の独立と平和を保障できるより確実な国防体制の構築と、併せて北方領土からのロシアの撤退も強く訴えるべき旨の討論を行いました。
— 岩国市議会議員 石本崇 (@ishimoto4) March 4, 2022