不法滞在の厳罰化を! 東所沢に愛国者の声響く
1月30日にJR東所沢駅前で不法滞在の厳罰化を求める街頭演説会をおこなった。
通行人から「政府要人」かと疑われるような物々しい警備の中で敢行された。「犯罪を犯した外国人は本国へ帰れ!難民申請でいつまでも日本にいられるのはおかしい!」
埼玉県所沢市在住の道添隆寛組織統制局員は、茨城県で発生したひき逃げ事件も不法滞在者であることを指摘した。
「不法滞在とは違法。目の前にどうでもいいと言わんとばかりの人がいる。難民申請が何度もできるのはおかしい」
篠崎まゆみ婦人部長はこのように主張、誰にも犯罪を犯す権利はないと訴えた。
報道のデータを引用し「帰国を拒否している3103名のうち966名が実刑判決を受け、そのうち466人が難民申請をしている」と犯罪者が日本に留まろうとする現実を示した。
「性犯罪者が初犯として執行猶予判決を受け、強制送還されずに日本にいる」
犯罪を犯しても日本にいられることは問題と述べた。
所沢市で育った近藤懐志氏は、防衛医科大学の移転に反対していた共産党員が手のひらを返して入院しているという所沢市の現状を指摘。「家に警察がやってきて、名前と顔写真から不法滞在者を探していた」
実体験をもとに、不法滞在者の問題を訴えた。「ちゃんとビザをとっている人は良い。不法滞在は犯罪」と不法滞在者が問題であるということをアピールした。
荒木紫帆組織統制局長は技能実習生の問題を特に取り扱った。
ベトナム人が借金をして来日、低賃金で働かされている現状や、岡山の工場でいじめられていた事件を指摘。
「まさに差別されている」
外国人労働者の過酷な現状を指摘した。
コロナ禍で外国人がいないと日本の経済が停滞することを示した。
鈴木信行代表がマイクを握った。
「いま不法滞在しているのが8万人以上いる。ベトナム人の方の不法滞在は1.5万人。8万人もいてパンク状態。仮放免制度で釈放している。その中には実刑相当の人もいる」
現在の不当滞在の実情と外国人労働の制度についてこのように述べた。
「就労できないから偽の在留カードを手に入れる。7000円程度で入手できる、それでアルバイトをする。犯罪の積み重ね。生きていくために犯罪に手を染める繰り返し。この現状をどうにかしないといけない」
「制度自体が崩壊している。留学生自体が仕事をしにきている。途中で学業を放棄する事例もある。週28時間労働では暮らしていけない。それで居所が分からなくなってオーバーステイになる。技能実習制度も犯罪の温床の一つ」
このような技能実習制度について、次のように主張した。
「制度設計そのものを作り直さないといけない事態になっている。制度的なおかしさがあるからこの事態になっている。」
「日本側の受け入れだけではなく、ベトナムの送り出しも杜撰でいい加減。制度崩壊している。法改正しないといけない。まず法律を守らないといけない。実刑を受けても仮放免させるのは日本の治安は守れない」
「ルール違反をして外国人労働者に過度な借金を背負わせている。日本だけでは解決できない。だがその根底にあるのは受け入れ制度。派遣労働法も改正していかないといけない。外国人犯罪撲滅に向けて、要請し、撲滅を目指す。政府に対しても要請行動をおこなっていく」と強い決意を表明した。
「ヘイトをやめろ!」と繰り返す妨害者四名に道添党員が反撃、所沢だけでなく、日本の不法滞在者を厳重に取り締まる強い意志を行動で示した。