年頭所感　那珂市議会議員　原田陽子

　令和4年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。

　昨年は、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症の拡大による行動制限等の影響を大きく受けた年でした。コロナ禍の状況を考慮しながらも、皆様のご理解とご協力により活動を続けてこられましたこと、また、素晴らしいご縁ができましたことを心から感謝申し上げます。

　昨年を振り返りますと、選択的夫婦別姓制度の導入や議論を求める意見書やウイグル等の人権問題に対し国に調査を求める意見書等を採択した地方議会が増加し、地方から国に働きかける動きが拡大していきました。今後さらに、選択的夫婦別姓とともにジェンダー問題、そして対中政策、その他にもエネルギーや安全保障等の問題に対する地方の声が高まるだろうと思います。さらに、武蔵野市が市議会に提案した住民投票条例案の問題をみましても、市政に止まらず国の施策に影響を及ぼしかねない状況であり、今後も注視していかねばなりません。

　それらを踏まえ、地方議会で採択される国への意見書・陳情・請願の採決が日本全国に波及し、良い影響も悪い影響も及ぼすことの重みを感じています。改めて、地方からも日本の伝統文化、歴史を守るための議論を展開し、日本の未来を見据えた判断をしてまいりたいと思う次第です。

　冬が去れば春が来ます。日本を取り巻く状況は厳しいものですが、危機を乗り越えた先の未来が明るくなるよう、さらに次世代に繋げる国と地域を今よりも良い状態にしていくためにも議員活動及び政治活動を邁進してまいります。

　本年も、より一層のご理解とご支援をお願那珂市議会議員原田陽子い申し上げますとともに、皆様にとって実りある飛躍の年となりますよう心より祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。