年頭所感 わくわくする運動めざす(日本国民党代表 鈴木信行)
昨年の鈴木信行は11月の葛飾区議選の結果、落選という党員党友支援者の皆様の期待を裏切る結果となりました。参議院選挙出馬以来、これまでにない幅広い応援をいただいたにも拘わらず、結果を出せず申し訳ない思いでいっぱいです。
敗戦で気づいたことは、鈴木信行はたんなる保守政治家ではなく、若い頃から右翼として活動してきた右派政治家として、今後も活動すべきということです。議席数40議席に対して60人の候補者が乱立する選挙戦の中で、地元葛飾区鎌倉町中心に選挙戦を展開し、前回よりも区内選挙戦での活動範囲を狭めた上に、選挙主張のトーンを下げたことは、選挙戦略として最大の間違いでした。前回採用したスローガン「外国人に生活保護1200億円っておかしくない?」と同じように、「外国人犯罪撲滅」や「安易な外国人労働者受入れ反対」などと主張すべきでした。
本来の右派政治家としての立ち位置、スタンスに戻して活動すべきとやっと気づきました。この教訓を活かすことにより、令和四年からの鈴木信行と日本国民党の戦いは躍進することになるでしょう。
日本国民党は、鈴木信行の落選という結果を受けても党勢拡大しております。12月の年次総会である「日本国民の集い」での盛会を見ても証明されていると思います。現在の党内を見ても、鈴木信行の他に地方議員六人が党内に存在しております。この議員数を増やしていくことが、今後の課題となることでしょう。
外国人労働者・留学生受け入れという隠れ移民政策を進める政府は、日本と日本国民を間違った方向に導いています。それは為政者が日本という「お国」を背負って立つという気概も強い思いもないからであり、まったく情けない限りです。
国を背負う気概どころか、真逆に国民を食い物にしていると言うべきでしょう。これまでも経済成長しない時代に消費税増税されました。今後も時間をかけて、消費税は増税されていくことが予想されます。日本国民から収奪するのは海外勢力だけではないのです。
コロナウイルスの感染拡大が収まれば、安価な労働力が欲しい財界の意向を受けて、外国人労働者という移民政策が進められます。生産労働人口減少が国家存亡の危機の原因だとすれば、少子化対策が遅れたことは政治責任を問われるべきことです。安易な外国人労働者受け入れで対処して済む問題ではないのです。
鈴木信行は国民の権利を固守することを誓願の第一として、お国のために働かせていただくことを喜びとし、党員党友支援者の皆様と共に歩んで行くことをお誓いして、新春のご挨拶とさせていただきます。
令和4年の行動指針
年初に行動指針として改めて玄洋社の理念を掲げ原点回帰しておきたいと思います。
玄洋社の憲則
第一条 皇室を敬戴すべし
第二条 本国を愛重すべし
第三条 人民の権利を固守すべし
日本国民党という党名を考え立党された故山崎幸一郎代表。常に鈴木信行の前を歩いて領導していただいた故松村久義代表。ご逝去された党顧問である大平光洋先生。鈴木信行は大平先生が晩年にアジアの連帯を求めて創設された「大洋社」を、志と共に引き継ぎました。大平先生亡き後に、頭山立国先生に大平先生亡き後の党顧問をお願いしました。そのために日本橋事務所には頭山満翁書の掛け軸が掲げられています。
玄洋社三則の中では、特に第三条の「人民の権利」と記載された民権を重く受け止めたいと考えております。明治期当時の自由民権運動と国会開設運動の中で、玄洋社の立ち位置は常に国民の側に立ち、維新の元勲らの間違いを糺す維新者としての決意と行動が見て取れるのです。鈴木信行が平成29年の葛飾区議会議員当選以来、見失う寸前で気づいた維新者の精神です。
戦いに「わくわく感」
令和4年からの日本国民党の戦いが楽しみになってきました。正直言ってわくわくしています。ソウルの日本大使館前の慰安婦像という、日本を侮辱するものをいつまでも許してはなりません。日本は大陸にある中国とロシアという軍事大国と対峙し、半島には北朝鮮と韓国という反日国家が存在します。日本は東アジアで四面楚歌なのですが、けっして孤立を恐れてはなりません。海洋国家の利点を活かして名誉ある政治的孤立を貫き守るべきです。
今年から海外反日勢力が発する、日本国民に対する侮辱との戦いだけではありません。国内の反日勢力が発する、日本国民に対する差別との新たな戦いが始まりました。
党員党友支援者の皆様には、令和4年からの「日本国民党」と「しんぶん国民」に期待していただきたいと思います。