「選択的夫婦別姓」議論推進求める意見書 鈴木信行一人反対つらぬく
10月4日、葛飾区議会第三回定例会の、最終本会議の最後で「選択的夫婦別姓制度の法制化に関する議論を求める意見書」が採択された。
自民党・公明党・旧民主系・共産党他の無所属議員も含め、鈴木信行代表以外の賛成多数で採択された。
鈴木代表だけは起立せず着席したまま信念を貫いた。夫婦別姓を進めれば、やがて戸籍も消滅する。
「議論を求めるだけなのに反対するのか」という声もあるが、議論だけなら何でも認めるというなら、「日本核武装の議論を求める意見書」や「不敬罪の復活に関する議論を求める意見書」「朝鮮総連への破防法適用実現に関する議論を求める意見書」も全員賛成で採択できるのか。共産党、公明党が目の色を変えて大反対するのは明らかだ。
「議論」は「実現」に向けての運動の第一歩であるからこそ、その端緒には明確に反対の姿勢を示すことが必要であり、「議論」を口実とした容認は、左翼の望む社会に突き進ものだ。
(編集部)